いよいよ今シーズンの酒造りの開始です。
先日までに修復を終え設置した大釜と甑(コシキ)でお米を蒸し上げています。
麹になるお米です。
約1週間かけて、ようやくかまどの周りの補修も済みました。
いよいよ設置寸前の大釜には銘板が付いており
『純アルミニウム鉄製 大阪実用新案特許第700898号蒸釜一連装置 明石釜大阪市東淀川区、明石アルミニウム工業所 昭和42年2月』とあり、
50年以上大事に使って来たものです。
床面に掘られた竃を壊さないように調節して設置します。
焚口は床面から1.5メートル下になります。
1時間程度で高速沸騰させ、水蒸気で酒米を蒸すのです。